七十二候 「蟄虫培戸」(むし かくれて とを ふさぐ) 自然界は人間の世界よりも季節の時計が進んでいるのか、虫たちは十月に入ると早くも冬ごもりの支度。蟷螂(かまきり)や蟋蟀(こおろぎ)は卵を産んで次の年に新しい命をつなぎ、紋白蝶(もんしろちょう)や揚羽蝶(あげはちょう)の幼虫はさなぎになって寒さに備えます。天道虫(てんとうむし)や鍬形(くわがた)は成虫のまま木の根元や土の下に潜って、啓蟄(けいちつ)までの半年近く、静かに春を待つ。 2020年9月28日 投稿先 未分類 ← 過去の投稿へ 次の投稿へ → コメントはこちらから コメントをキャンセルコメントを投稿するにはログインしてください。
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